--- title: 見積の作成・値引き・AI・PDF・承認 screen: モバイル 見積編集 / PC 見積修正 / PC 見積一覧 / PC 見積マスタ管理 symptoms: - 見積書を印刷したい - プリントアウトしたい - 見積書を紙で出したい available: free: true solo: true updated: 2026-09-01 --- # 見積の作成・編集・PDF・承認 写真をもとに見積書を作り、PDFで出して承認・送付するまでの手順です。編集はスマホの **見積編集** 画面、またはPCの **見積修正** 画面で行います。 ## 1. 見積作成の入口 - **スマホ**:**HOME** 画面の「**見積作成**」ボタン → 撮影 → **写真アルバム** 画面の「**🚀 見積作成へ進む**」→ **見積編集** 画面。 - **PC**:「**依頼詳細**」画面の「見積書を編集/見積を作成」ボタン → **見積修正** 画面。左メニューの「**見積一覧**」からも一覧を開けます。 見積一覧では、**行をクリックすると「依頼詳細」**(その案件のハブ)が開きます。見積をすぐ直すときは行の **「修正」** ボタンです(2026-08-20 変更。以前は編集可能な見積だけ行クリックで編集画面へ直行していました)。 新規の見積は下書き(draft)として作られます。確定済みの見積がある案件で、勝手に空の見積が増えないよう作られています。 ### 依頼詳細の「見積書」カードは、見積の状態でボタンが変わります | 見積の状態 | 出るボタン | |---|---| | まだ無い | **見積を作成** | | 下書き(未確定) | **見積書を編集** | | 送付済み | **見積書を見る(読み取り専用)** + **✓ 受注確定 / 失注を記録** + **+ 新しい見積を作成** | | 受注済み | **+ 新しい見積を作成**(受注済みの見積そのものは開く導線がありません) | **送付済み・受注済みの見積は編集できません。** 内容を直す必要があるときは **「+ 新しい見積を作成」** で追加の見積(再調査分・追加工事分など)を作ります。 ### 1つの依頼に見積が複数あるとき(追加工事など) 見積が2本以上あると、依頼詳細の「見積書」カードに**この依頼の見積が全部並びます**(状態・金額・作成日)。 - 送付済み・受注済みの見積は「**見る**」から**読み取り専用**で開けます(PDFの発行・確認もできます)。下書きは最新のものが編集対象になります。 - カードの各ボタン(編集・受注確定・新しい見積を作成)は、**いちばん新しい見積**に対して働きます。 ### 予定原価・予定粗利(社内のみ) 依頼詳細の「**予定原価・粗利**」カードで、材料費・人工・外注費(すべて税抜)を入力すると、**予定粗利**が出ます。 - **この数字は社内向けです。** 見積書PDF・請求書PDFには出ません。 - 見積が複数あるときは**見積ごとに**入力できます。**受注確定した見積が2本以上あると、依頼の合計**(税抜売上・予定原価・予定粗利)も表示されます。合計に入るのは**受注確定した見積だけ**です(下書きや差し戻しは入りません)。 ## 2. 見積の編集(明細) **見積編集 / 見積修正** 画面で、明細を編集します。 - 各行に **項目名・数量・単価** を入力します(金額は自動計算)。行ごとに課税/非課税、表示/非表示を切り替えられます。 - よく使う項目は **見積マスタ**(下記5)から呼び出せます。 - **諸経費**(課税明細に対する率)や、消費税(**10%固定**)が自動で計算されます。 - 合計金額はサーバー側で必ず再計算されます(PDFと画面の金額がズレないようにするため)。 ## 3. 値引き - **値引きは「定額(円)」で入力します。**(%=率での値引きはありません。) - **見積編集 / 見積修正** 画面の値引き欄に金額を入れ、必要なら**値引き理由**も入力します。表示は「▲¥…」になります。 - **値引きは消費税より前に差し引かれます**(税抜の合計から値引き → その額に消費税10%)。 - **値引きの上限**:会社で「値引き上限額」を決めている場合、それを超える値引きは保存・発行できません(「値引き額が上限を超えています」といった警告になります)。上限は **見積マスタ管理** 画面で設定します(下記5)。 - **上限が未設定の間は、値引き額のチェックは行われません**(金額の制限なく値引きできます)。見積マスタ管理画面に「現在:上限なし(チェックなし)」と表示されます。上限で止めたい場合は先に設定してください。 - **値引きが大きすぎて合計が0円以下になる場合は発行できません**(「見積金額が0円です。値引き額が大きすぎないか…」と表示されます)。 - 値引きの金額・理由は**PDFにも反映**されます。 ## 4. 見積AI(写真から見積のヒント) **見積編集 / 見積修正** 画面のAI診断ボタンで、写真をもとにAIが見積のヒント(AI診断結果)を出します。 - 対象は **+AI** を付けた**現状報告**の写真です(調査報告の写真は対象外)。 - 結果は「**AI診断結果**」カードに入り、**手直しできます**。 - **AI判定は1案件につき1回**です。2回目以降は最初の結果(編集後の内容を含む)がそのまま表示されます。上限に達すると「この依頼のAI判定はここまでです。手入力で結果を編集できます。」と表示されます。 - **AIがOFFの会社**では「AI判定は現在ご利用いただけません。…手入力で編集できます。」と表示され、手入力運用になります。 - **デモ表示**の会社では、実際の写真解析ではなく**架空の結果**が入ります(本番運用では通常OFF)。 - 見積AIも、**初回のAI(または初回のPDF発行)時に月次のAI件数枠を消費**します。枠を使い切ると発行時にアップグレード/単品購入の案内になります。 ## 5. 見積マスタ(よく使う項目の登録) **見積マスタ管理** 画面(`/account/estimate-master`・管理者/承認者のみ)で、よく使う見積項目を登録しておけます。 - 初期状態でも代表的な項目(調査基本料金・調査日数・報告書作成・雨漏り調査員・高所作業費・建物構造別費用 など)が登録済みです。 - **項目は依頼種別ごとに分かれています。** 調査の依頼では調査の項目が、施工の依頼では工事の項目(足場架設・解体/高圧洗浄/既存撤去・処分/ウレタン防水/屋根カバー工法/シーリング打ち替え など)が見積画面に出ます。見積マスタ管理では、分類名の横に「調査用」「施工用」と表示されます。 - **工事の項目は単価0円で登録されています**(工事の単価は会社・地域・工法で変わるため、こちらでは金額を入れていません)。見積画面で単価を入力してください。PCの **見積修正** 画面では、同じ工種を前に使っていれば**前回の単価が候補**として出ます。 - 「附帯費用」「その他」の分類と、そこにご自身で追加した項目は、調査・施工の**両方**に出ます。工事の分類に追加した項目は施工の依頼だけに出ます。 - **「調査費」の分類は施工の依頼に出ます**(「雨漏り調査(外注)」「散水試験(外注)」)。原因調査だけ専門業者に頼み、工事はご自身で行う場合に、その調査費を見積の明細に立てるためのものです。調査の依頼では「調査技術費」をお使いください。 - この画面で「**値引き上限額**」も設定します(未設定なら値引きは無制限)。 ## 6. 見積書PDFの出力 **見積書PDFは「確定/承認後」に発行できます**(画面のガイドも「確認 → 承認 → PDF発行」の順)。承認前はPDFボタンが無効で「PDFはまだ発行できません。下の『承認方法』を選択してください」と表示されます。 - **承認権限がない人(現場担当)**:自己確定はできません。「**上司にLINEで承認依頼する**」で承認を受けると、承認後にPDFを発行できます。 - 2026-07-23〜:この制限は画面表示だけでなく**サーバー側でも強制**されます。承認権限のない方が確定・発行を行うと「見積の確定・発行は承認権限のある方のみ行えます」と拒否されます。 - **承認権限がある人(管理者・承認者)**:「**自己確定する**」で確定すれば、そのままPDFを発行できます。 - フォーマットは **標準/ラフ(概算)/モノクロ** から選べます(既定は標準)。 - ほかに、AI診断レポートPDF・申込書PDFも出力できます。 - FREEプランの見積PDFには「Powered by ONE POLISH AI」が表示されます。SOLO(または単品解放した現場)は**自社ロゴ**を表示できます。 ## 7. 承認・顧客への送付 - **自分で確定**:自己確定すると「見積内容確定」状態になります。 - **上司に承認依頼**:承認依頼を出すと、**ログイン不要で開ける承認用URL**(有効3日)が発行され、承認者にメールで通知されます。承認者を指定しない場合は管理者・承認者に届きます。承認されると「送付済み」状態になります。 - 承認者は、承認画面から**その場で内容を直してから承認**することもできます。差し戻し(却下)もできます。 - 管理者は、承認リンクの再発行・承認者の付け替えができます。 ## 8. 請求書への変換 - **受注(ordered)**になった見積は、請求書に変換できます(「依頼詳細」や取引ボードの「請求書を開く/生成」から)。宛名・明細・値引き・諸経費などが見積からコピーされます。 ## 見積のステータスの流れ 下書き → 確定(自己確定 or 承認依頼)→ 承認 → 送付済み → 受注 → (請求書へ) - 却下された見積は「差し戻し」状態になり、下書きに戻して直せます。 - 失注にした見積は以後PDFを出せません。 ## つまずきやすい点 - **%(率)で値引きしたい** → 値引きは**定額(円)のみ**です。率での入力はできません。 - **値引きが保存・発行できない** → 会社の値引き上限を超えているか、値引きで合計が0円以下になっています。金額を見直してください。 - **見積AIがもう使えない** → 見積のAI判定は1案件1回です。結果は手入力で修正できます。 ## 関連 - 写真の撮影・選別 → [写真アルバム](mobile-photo.md) - 調査報告書側 → [報告書の編集・PDF](pc-report.md) - 用語(現場・案件・SOLO/FREE など)→ [用語集](../glossary/glossary.md)